2020-06-28
ヨシュアはイスラエルの子らに言った。「あなたがたの父祖の神、主があなたがたに与えられた地を占領しに行くのを、あなたがたはいつまで延ばしているのか。 ヨシュア記18章3節
私は、親子の会話の中で、今しなければならないこと、または今できることに対して「明日する」と言う子どもに、私が良く言い聞かせてきたことは、「『明日する』って言っていると、結局明日になっても『明日する』になって、いつまでたっても始まらないから、『今する』に言い換えなさい」というやり取りでした。
ここに記されているイスラエルの民の状況も、まさにそのような状況だったのでしょう。「あなたがたの父祖の神、主があなたがたに与えられた地を占領しに行くのを」、「明日する」「いつかする」そういう思いで先延ばししていたイスラエルの民に、神さまは「いつまで延ばしているのか」と言われているのです。
イエスさまも、このテーマに関して次のように語られています。
ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。
マタイの福音書6章34節
「苦労はその日その日に十分ある」とは、「今できること」「今日すべきこと」が十分あるからこそ、それらを「明日のこと」を考えて先延ばししなくてよいということです。
さてあなたはどうでしょうか。神さまとのやり取りの中で「あなたはいつまで延ばしているのか」と問われていることはないでしょうか。もしあるならば、「明日する」ではなく、「今する」「今日する」と言い換えて、日々神さまとともに歩ませていただきましょう。 (吉持日輪生)
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