「ヨシャファテ王の素直さ」に倣おう
2023-12-03


ハナニの子、先見者エフーが、ヨシャファテ王の前に進み出て言った。「悪者を助け、主を憎む者を愛するというのですか。このことのゆえに、あなたの上に、主の前から怒りが下ります。しかし、あなたには良いことも認められます。あなたはこの地からアシェラ像を取り除き、心を定めて神を求めてこられました。」
             歴代誌第二19章2〜3節

 先週取り扱った歴代誌第二18章でも、「ヨシャファテ王の素直さ」に触れましたが、今回の歴代誌第二19章にも、「ヨシャファテ王の素直さ」が記されています。
 上記引用箇所にある通り、「先見者エフー」からの「主の前から怒りが下る」という指摘を受けたヨシャファテ王は、素直に、かつ素早く次のように対応します。

ヨシャファテはエルサレムに住んでいたが、彼はもう一度ベエル・シェバからエフライムの山地に至る民の中に出て行き、彼らを父祖の神、主に立ち返らせた。
              歴代誌第二19章4節

 さらにヨシャファテ王は、「それぞれの町にさばき人を任命」しています。そのさばき人への注意事項においてもとても大事なことをしっかりと伝えています。

彼はさばき人たちにこう言った。「あなたがたは自分のすることに注意しなさい。あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだからだ。この方は、さばきが行われるとき、あなたがたとともにおられる。今、主への恐れがあなたがたにあるように。忠実に行いなさい。私たちの神、主には、不正をすることも、えこひいきをすることも、賄賂を取ることもないからだ。」  
              歴代誌第二19章6〜7節

 「あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のため」と大事な指摘をしています。
 私たちクリスチャンも、家庭の中で、社会の中で「さばき人」「地の塩」「世の光」として歩む時、「人のためではなく、主のため」と日々神さまの前で確認しつつ歩みたいものです。今週も「ヨシャファテ王の素直さに倣い」歩みましょう。
                      (吉持日輪生)

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット