共にいてくださる神さまと共に歩む道
2021-04-11


主の霊があなた(サウル)の上に激しく下り、あなた(サウル)も彼らと一緒に預言して、新しい人に変えられます。これらのしるしがあなた(サウル)に起こったら、自分の力でできることをしなさい。神があなたと(サウル)ともにおられるのですから。      サムエル記第一 10章6〜7節

 上記聖書箇所は、「主の霊が…激しく下った」後のサウルが、どのように歩んだらよいか、神さまがサウルに語られているところです。新約聖書的に言うとサウルが「聖霊に満たされた」後、どのように歩むべきかということでしょう。ペンテコステの時の様子と重なります。
 そのような状況のサウルに神さまは、「自分の力でできることをしなさい」と語られています。ここに聖書が語る信仰者の基本的な姿勢が見えてきます。「ともにいてくださる神さまを信じて歩む」とは、また「聖霊に満たされて歩む」とは、何もしないで神さまの御心を求め、待つことではなく、まさに神さまがサウルに語られているように「自分の力でできることをする」ことです。

 マルコの福音書14章に記されているベタニア村の300デナリ以上するナルドの香油をイエスさまに注いだ「ある女」へのイエスさまのお言葉も思い出します。

彼女は、自分にできることをしたのです。埋葬に備えて、わたしのからだに、前もって香油を塗ってくれました。      マルコの福音書14章8節

 私たちも今週、インマヌエル(主はともにおられる)の神さまを覚えつつ「自分の力でできること」「自分にできること」をし続けましょう。神さまは、必ずそこに豊かな御業を現わしてくださいます。    (吉持日輪生)

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