20140713 「あなたは、どこにいるのか」と探しておられる神さま
2014-07-13


神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」                     創世記3章9〜10節

上記の聖書箇所は、人が罪を犯してしまった後、神さまが人に掛けられた最初のおことばです。「あなたは、どこにいるのか」。そしてそれに対する人の反応は「恐れて、隠れた」でした。
私たちが、今も「自分はどこから来て、どこに居て、どこに向かって行くのか」、そのようなことを考えるのは、創世記の時代から語られ続けている「あなたは、どこにいるのか」という神さまの声が、あなたにも届いているからでしょう。そしてその時、その声を避け、その声から身を隠そうとするのは、神さまを恐れているからです。これがアダムの時代から変わっていない罪をもつ人間の姿です。聖書に「悪者は追う者もないのに逃げる」(箴言28章1節)とあるように、神さまは私を裁くのではないか、神さまは私を罰するのではないかと思うからこそ、恐れて身を隠すのです。
しかし、神さまは、私たちを愛するために、私たちを助けるために、私たちを支えるために、私たちを励ますためにあなたを探しておられるのです。そのために愛するひとり子さえも犠牲にして、あなたを助ける準備をしておられるのです。
ですから神さまからの「あなたは、どこにいるのか」との声を聞いた時には、素直に、正直に「私は、今こんな悲しみの中にいます」「こんな不安の中にいます」「このような憎しみを持って生きています」「不安です」「寂しいです」と打ち明けることです。そうするならば神さまは、必ずそのような私たちを愛し、助け、支え、励ましてくださいます。必ずです。
ぜひあなたも恐れないで神さまの元に近づきましょう。神さまはあなたのことを待っておられます。

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