2012-12-30
「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。」 エペソ人への手紙5章20節
「神様は私たちに何を求めておられるか」という問いに対してあなたは何と答えるだろうか。たくさんのものを求められたら、どうしようかと心配するかもしれません。しかし神様は必要があって私たちに何かを求められることはない。私たちにはたくさんの必要があるが、神様には必要としているものなど何一つない。神様はすべてのものを所有しておられるお方であるからです。
では神様が私たちに求めておられるものは何でしょうか。それは神様にたくさんの感謝を表すことです。上記の聖書箇所に言われているように、神様は私たちがいつでも、またすべてのことについて神様に感謝することを願っています。しかし現実にはそうではありません。私たちは持っているものについて感謝することはできますが、持っていないものについて不平不満を漏らしてしまいます。他の人があれもこれも素晴らしいものを持っていると、うらやましく思い、自分は何も持っていないと落ち込んでしまいます。私たちは持っていないものを一つ一つ数えてがっかりするか、それとも有るものを数えて感謝にあふれるかを選択することになります。もちろん有るものを数えて感謝する方がはるかに幸せです。
イギリスの有名な牧師であったジョン・ウェスレーはある夜泥棒に入られたことがありました。その後で彼はこう祈ったと言うのです。「神様、あなたにまず感謝をささげます。それは私がこれまで決して泥棒ではなかったことです。第二に感謝することは、泥棒が私の財布を盗んでいきましたが、私のいのちを取らなかったことです。第三に、彼は私のすべての物を盗んでいきましたが、それが多くはなかったことです。第四に、感謝することは、盗まれたのが私であり、盗んだのが私でなかったことです。」
私たちは神様に感謝すべきことがたくさんあります。この一年を振り返りながら、ここまで歩みを続けることができたのは神様の慈しみが私たちの上に注がれていたからです。神様に心から感謝いたしましょう。
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